
橋梁事業(保全コンサル)
Works
社会インフラの老朽化が進むなか、点検・調査から設計・製作・現場施工までをトータルに行う保全事業体制を確立し、橋梁の長寿命化や予防保全対策という課題に立ち向かっています。今後も、既設橋梁の補修工事をはじめ、高い施工技術や架設機材の保有という強みを生かした災害復旧工事、橋梁の長寿命化・耐震に関する研究開発など、次の100年に向けて「橋を守る」という社会的使命を積極的に果たしています。
この事業に関係する
主なグループ会社

仕事の流れ

業種紹介

営業Sales
客先からの情報収集や入札に向けた対応、契約手続きを行います。少数精鋭で業務を行うワイ・シー・イーでは、いつ・どのプロジェクトを受注するかが会社全体の売上や技術者の働き方に大きく影響します。ワイ・シー・イーの技術力を必要としているかを見極め、戦略的に動くための知識や経験が求められます。

点検・調査・診断Inspection/Investigation/Diagnosis
近接目視点検、触診や打音検査を含む非破壊検査により、橋梁全体および部材ごとの健全度・損傷の程度を診断し、損傷箇所の状況等を記載した点検調書を作成。速やかに補修が必要な損傷については具体的な補修方法の提案を行います。高い点検技術を生かし、自治体職員や大学生に対して橋梁点検の講習を実施することもあります。

設計・解析・検討Design/Analysis/Examination
長寿命化を目的とした補修・補強設計や、耐震性向上を目的とした耐震補強設計を実施。ワイ・シー・イーが担当するのは「基本設計」という段階で、工事発注用図面や数量計算書の作成を行います。上流工程に位置するため、疲労調査、磁粉探傷試験、超音波探傷試験、FEM 解析など、設計のための各種調査も重要な仕事です。

実験・計測Examination/Measurement
構造物の詳しい症状を把握するため、実験室での模型実験や、現場での動的計測や載荷実験等を実施しています。
具体的には、塗膜剥離剤や工具の違いに関する検証実験、新塗料の性能試験、伸縮装置の改良検討や実験、載荷試験による補強効果の確認など、実施内容も多岐に渡ります。