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多くの関係者との
協働のもと、
橋梁の新設・保全工事を
リードする。

横河ブリッジ

大阪工事本部 大阪工事第一部

2010年新卒入社
土木工学科

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CAREER

  • 2010年

    入社 大阪工事本部 大阪工事第一部配属 補修・補強工事を担当

  • 2019年

    現場代理人に就任

  • 2023年

    新設工事を担当

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保全工事の施工実績に魅力を感じて。

入社理由を教えてください。

最初の出会いは高専時代、工場見学の一環で横河ブリッジの大阪工場を訪問した時のこと。この時、つくっているものの大きさに感銘を受けたのはもちろん、社員同士が親しく話している姿を見て、すごくいい雰囲気だなと感じたことが印象に残りました。こういう雰囲気だったら、自分も楽しく働くことができそうだと。また、高専の授業で、「高度成長期に数多くつくった構造物が今後老朽化するため、その構造物を補修・補強する仕事が増える」と学んでから、今後成長拡大していく既設構造物の保全に携わりたいという思いを持つように。そんな中、大規模な保全工事の実績を持つ当社グループに魅力を感じたことが、入社を決めた大きな理由です。

入社してみて感じた率直な印象を教えてください。

入社後は希望通り橋梁の保全工事を担う部署に配属され、長大橋耐震補強の工事に従事することになりました。最初は先輩の仕事を手伝いながら、日常業務を覚えていきました。そこで感じたのは、仕事を進める上で朝礼や昼礼、作業手順周知会など打ち合わせがとても多く、工事は多くの人と関わりながら進んでいくということ。先輩や協力会社の方は、自分が知らない機材の名称や、作業の方法などを丁寧に教えてくださり、非常に働きやすい職場だと思いました。一方で、通路や安全設備などについては厳しく指導され、工事現場は一つ間違えると危険と隣り合わせの場所だということも痛感しました。

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自分の計画通りに
工事を全うする喜び。

キャリアの中で最初の成長の起点となった仕事は何でしょう?

入社3年目に初めて、湯屋谷橋他耐震補強工事の4つある対象橋梁の内、1つの橋の担当を任されたことです。自分の準備が一つ間違っていたら工事が止まってしまいかねないため、プレッシャーは大きかったですが、その半面、若い頃から仕事を任せてもらえることにうれしさも感じました。とはいえ、現場作業の段取りや高速道路の規制業務、発注者との立会検査や書類提出まで、業務が多岐にわたる中、不慣れなことも多く苦労は尽きません。特に難しかったのは、自分より年上かつ、経験も知識もはるかに勝る協力会社の方々に、現場の責任者として、やってもらうべきところを的確に伝えること。単に「この作業をやってください」だけでは説得力がなく、「なぜこの作業をやるのか」まで伝えることが必要です。そのため、一つ一つの作業について自分の中で消化できるまでじっくり考えることを徹底しました。工事を終えた時には知見が積み上がり、自分の成長を実感しました。

転機となった出来事は何でしょう?

入社7〜8年目に、現場のトップである現場所長に次ぐ役職の「現場代理人」とキャリアアップし、お客様との打ち合わせが大きな割合を占めるようになってきたことです。お客様が実現したいことをよく理解し、その上で、工事全体を俯瞰し、コストや工期を加味して横河ブリッジとしてどこまで要望に寄り添うか。そのバランスを勘案しながら、落とし所を見出す力を身につけていきました。

どのようなところに仕事のやりがい、面白みを感じますか?

保全工事では既設橋梁の損傷具合に応じて工事内容が変わり、補強方法も多種多様です。現場状況によっては施工中にお客様先の担当者と協議し、補修方法を決定することもあります。現場に行ってみたら、想定外の場所に損傷が生じているということは多々あるのです。そんな時、求められるのは臨機応変な対応です。社内の設計部門や計画部門と連携して施工計画を立て直し、それをお客様に提案し、決定した計画に基づいて段取りを行っていく。その過程は非常に大変ですが、自分が計画した作業手順や工程で無事に工事を終えられた時はいつも、「良い仕事をしたな」と大きな達成感を覚えます。

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一つの工事を
任せられる現場所長に。

現在、橋梁の新設工事を担当しているそうですね?

現場代理人として、熊本県球磨郡にある、沖鶴橋の架設工事を担当しています。入社以来、数々の保全工事を担当してきましたが、新設工事はほぼ初めてなので、経験したことのない作業や管理内容を覚えるのに必死です。一方で保全工事とはまた違うやりがいも感じています。本工事は、2020年の集中豪雨災害で消失した橋を復旧する工事ですが、近隣住民の方々に声を掛けられることも多く、注目度が高いことを感じます。元々、日常的にこの橋を使っていた方々なのだと思うと、できるだけ早く橋を架けてあげたい、という思いが込み上げ、仕事にも一層力が入ります。

現場代理人として今、大切にしていることは何ですか?

作業を開始するにあたって、「段取り」を第一に考えることです。使用する設備の材料がなければ、いくら口で「安全第一」と言っても、そのための安全設備を組むことはできません。また、実際に施工する協力会社の方々と意見が食い違わないよう、作業手順周知会やその前の打ち合わせで危険な箇所を潰しておく必要もあります。そのため現場では、普段から誰もが言いたいことを言える環境づくり、コミュニケーションがとても大事だと思っています。

今後のキャリアビジョンを教えてください。

新設と保全、どちらの工事でも頼ってもらえる技術者になることです。また、現場所長となり、一つの現場を任されることが目標です。今は現場所長のもとで現場代理人として業務に取り組みながら、自分が現場所長になった時に「何が必要か、何を大事にすべきか」ということをシミュレーションしている最中です。私が思う、現場所長として大事なことの一つは、一番重要なタイミングで必要な場所にいること。沖鶴橋の現場所長も、私が行こうとしたタイミングで、私より先に必要な場所にいることが多く、「まだまだ敵わないな」と感じています。常に現場全体やこの先の工程を考えながら経験を重ねていくことで、現場所長として必要な力が養えるのではないかと、今後の自分に期待しています。

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